2010年05月11日

ビデオアート再考へ

先週の芸大での「ヴァイタル・シグナル 日米初期ビデオアート −芸術とテクノロジーの可能性ー」の上映は、大変盛況で、主催者の方からうかがったところ、2日間で延総数、約450名の方がご覧になったそうです。全プログラム、複数プログラムをご覧になる方も多く、若い方の関心の高さを感じました。



6日の飯村隆彦氏と神谷幸江氏(広島市現代美術館学芸担当課長)の特別講演も、参加者は30〜40名ぐらいでしたが、今後のビデオアートの再考につながる、貴重な内容でした。
(対談の内容が採録されることを期待しています。)


今回は、DVDでの再生、そしてシングルチャンネル、スクリーンでの上映でしたので、本来の作品の受容のしかたとは、異なっていることも確かですが、これだけの作品を見られたことは、貴重なことだと思います。

最近、「メディアアート」に関連するシンポジウムにいくつか参加しましたが、そこで問題にされていることは、「ビデオアート」にもつながっていると思います。

受け継ぐにせよ、批判するにせよ、参照すべき歴史が不可視な状態だということは、残念なことです。

「忘れられるためにも記録を残す」(対談での飯村氏の発言)


今回の巡回上映ならびにDVD+カタログ「ヴァイタル・シグナル 日本初期ビデオアート 」のリリースが、ビデオアートの再考につながることを期待しています。
posted by amky at 08:22| from distributor